概要(設立から現在の取組み)
昭和13年(1938年)4月、現歯車工業会の母体である「東京歯車製造工業組合」が設立されました。
その後昭和33年5月に社団法人に組織を改め、また平成25年(2013年)4月に一般社団法人に移行し、新しい時代に対応した体制で現在に至っております。
機械工業振興臨時措置法により機械工業の近代化が進められていましたが、昭和30年代の高度成長経済と二重構造問題に関する議論を背景に同法の実際の運用経験を踏まえて、昭和38年に中小企業近代化促進法が制定され、歯車製造業は指定業種に指定されました。
これを受け第1次構造計画に取り組みました。
昭和44 年、同法の改正が行われ構造改善計画制度が創立され、歯車製造業は昭和46年にこの特定業種に指定されました。
中小企業近代化促進法に基づく構造改善計画はその後第4次(平成12年最終)まで取り組みました。
日本歯車工業会はこれまでこうした政策に沿って諸施策を展開し、現在では、①規格事業、②国際交流事業、③教育事業をはじめ、多岐に渡って会員企業の経営力強化のための取組みを行っています。
◎日本歯車工業会 歴代会長(敬称略、在任当時の社名)
昭和 33 年 6 月 ~ 昭和 39 年 5 月 長谷川 吉三郎(長谷川鉄工所)
昭和 39 年 6 月 ~ 昭和 56 年 3 月 香川 博 (日本ギヤ工業株式会社)
昭和 56 年 3 月 ~ 昭和 61 年 5 月 北条 弘 (北条歯切工場)
昭和 61 年 6 月 ~ 平成 12 年 5 月 山岡 浩二郎 (株式会社神崎高級工機製作所)
平成 12 年 6 月 ~ 平成 17 年 5 月 築井 晃 (大久保歯車工業株式会社)
平成 17 年 6 月 ~ 平成 22 年 5 月 宮谷 孝夫 (豊精密工業株式会社)
平成 22 年 6 月 ~ 平成 25 年 5 月 阿部 義和 (株式会社イワサテック)
平成 25 年 6 月 ~ 平成 27 年 5 月 吉岡 㓛二 (大阪精密機械株式会社)
平成 27 年 6 月 ~ 平成 29 年 5 月 澤田 豊 (豊精密工業株式会社)
平成 29 年 6 月 ~ 令和 2 年 6 月 栄野 隆 (株式会社日立ニコトランスミッション)